昭和50年頃から九重山群を登り始めました。
それからくじゅうに魅せられて四季折々くじゅうの自然に浸っています。
最近は、土曜日に登山し「くじゅうヒュッテ」で一泊して福岡に帰ると言ったパターンで山行を楽しんでいます。
また、福岡近郊では井原山が好きで春夏秋冬訪れています。
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【 福 岡 山 遊 会 】 《今後のスケジュール》(確定分)
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《くじゅう de 山菜採り2024》 ※参加希望者がいらっしゃいますので早めの連絡です。
日 程:2024年4月28日(日)~29日(月・祝)
集合時間:08:30
集合場所:九重ヒュッテ
宿泊先 :九重ヒュッテ
その他 :詳細は後日連絡します。
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【個展の御礼】
2023年9月12日(火)~18日(月・祝)に福岡市美術館で開催させていただきました個展「くじゅうに魅せられて」に沢山の方々にご来場いただきありがとうございました。
お陰様で無事終了することが出来ました。
これからも精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。
マンサクの開花たよりがネット上で多数出ているため、昨年より2週間ほど早く黒岩山へ夕駆けする。
坊ガツルでは満開の情報だが期待を込めて16時30分過ぎに牧ノ戸登山口を出発。
30分ほどで黒岩山に登頂するとマンサクは全く開花していない。横断道路沿いのマンサクは満開だったがやはりここは流石にまだ来るのが早かったようでガッカリする。
周りを良く確認するとなんとか一本だけ少し花を付けてくれていて登ってきた甲斐があった。
気を取り直して八丁原地熱発電所の噴煙を入れて撮影していると西から大きな雲が流れてきてあっと言う間に夕陽を覆ってしまった。これでは二重苦だ。
今日は諦めて帰りなさいと心に言い聞かせて山頂を後にした。
それから山頂付近では鹿の鳴き声が数多く聞こえその姿も2度確認した。くじゅう全体が鹿に乗っ取られた感じがする。
2月に入り夏の天の川が現れてきたため、くじゅう行きを決める。
10日土曜日の昼過ぎに家を出て九重ヒュッテに向かう。日曜日の朝駆けは天気がすぐれないため取り止めてヒュッテで温泉に浸かったりしながらゆっくり時間を過ごす。
夜になると2組のグループが宿泊されて一緒に山の話をしながら楽しい夕食となった。私の写真集を買っていただきその説明をしているとアッとゆう間に時間が過ぎていった。
月曜日に天狗ヶ城へ朝駆けの予定だったが、Sさんから連絡が入り杵島岳に朝駆けすることになった。仮眠後、0時を過ぎてヒュッテから草千里に向かう。
現地に着くと薄いガスがかかり星が見えない。天気予報は晴れのため予定どおり4時過ぎに杵島岳山頂を目指す。少し登った所で三脚を持っていないことに気付き取りに戻る。早めに気付いて良かった。
西からガス混じりの強風が吹く中、山頂に着くと大勢の先客がいて東の空にカメラを向けている。中岳に火映現象が出ていることと天の川が中岳上空に出てくるのを私と同様に期待して登っているようだ。カメラを構えて暫くするとガスが切れ始め素晴らしい光景を見せてくれた。阿蘇神社に手を合わせてきたのが良かったのか神様に感謝!!
くじゅうも良いがたまに阿蘇に入ると全く違った景色を見せてくれて最高の朝駆けになった。
月刊山學舎2024年2月号(VOL.35)が2月5日に発刊されました。
今回は、忘れられない雪山の話でくじゅうの夕駆けについて掲載させていただきました。
掲載は、表紙と14ページから17ページになります。
2024年を迎え最初の登山をくじゅう中岳へ朝駆けに決める。
年末年始を自宅でゆっくり過ごし4日から出勤。1月のスケジュールを確認すると土日連続の空きが6日~8日しかないため、急遽、九重ヒュッテに確認すると部屋に空きがあるため予約を入れて相棒と新年登山でくじゅうに出かける。
6日(土)夕方にヒュッテに到着し素泊まりで宿泊する。5時間ほど仮眠して3時30分に牧ノ戸登山口を出発。起床後に空を確認すると満天の星空だったが、今は薄いガスが流れ星があまり見えない。
登山道は雪が解けた後凍り付いてアイスバーン状態のためアイゼンを装着し山頂を目指す。
沓掛山に着き久住山方面を確認するとガスで稜線が見えない。登山前の山の天気「てんくら」では登山指数は「C」でガスが切れることを期待しながら足を進める。扇ヶ鼻分岐の通過は思っていたとおりの時間で汗をかかず順調にきている。西千里ヶ浜に入ると西からの風が強く背中を押される感じで足が動く。
久住山避難小屋に着くと人の姿は無く防寒対策をして池の小屋に向かう。久住分れに入ると一段と風が強くなり吹き飛ばされそうになりながら何とか御池を過ぎ池の小屋に到着。ここで天気の状況確認と日の出までの時間調整を行う。少し明るくなってきたためガスは切れないが強風の中、中岳に向かう。
7時過ぎに中岳に登頂。気温はマイナス10℃で台風並みの風が吹き荒れている。日の出まで20分程でガスが切れることを願いながら強風を避けて撮影準備を行う。すると日の出時刻に東の空のガスが少し切れて青空が見え隠れしてきた。期待していた光景が現れてきたのでくじゅうの神様に感謝する。池の小屋の神棚に新年の祝詞をあげたご褒美と心から思う。
ここから時折顔を出す太陽を見逃さないように強風に耐えながら日の出を十分楽しむことができた。今回の朝駆けは他に登山者は無くて前夜から九重ヒュッテで一緒だった伊藤さんと3人だけのご来光登山になった。
下山後の夜は、九重ヒュッテで一緒に忘年会をした鬼丸さんが奥様を同行されたので同じテーブルで新年会をさせていただき楽しい一夜となった。
また今年も愛するくじゅうで楽しく過ごせますように…
今年最後の登山を天狗ヶ城朝駆けに決めていたら運よく大雪となった。
22日(金)夜に九重ヒュッテに到着し仮眠して朝駆けを行うことにする。
2時30分に起床し、4時に牧ノ戸登山口を出発。気温はマイナス10℃で風も無く空には星が輝いている。また登山口からの積雪も良好でアイゼンが利いて歩きやすい。
登山道の周りの木々にはモフモフの雪が積もり歩いていて心が弾む。汗をかかないように登っていると若い登山者が次々に抜いてゆく。今日の朝駆けは賑やかになりそうだ。
扇ヶ鼻分岐で時間を確認すると思っていたよりペースは遅いが焦らず前に進む。
西千里ヶ浜に入り久住山を確認すると薄いガスがかかり見えない。暫くして星生崎下に着くと久住町の街明かりが見えてホッとするがまだ久住山は見えない。久住山避難小屋に入り防寒対策をして外に出ると久住山がハッキリ確認でき喜びながら天狗ヶ城へ向かう。日の出時刻前の丁度良い時間に登頂出来そうだ。
天狗ヶ城に6時36分登頂。気温はマイナス15℃で西北西の風が強くとても寒く感じる。8名ほどの先客が赤く染まった東の空にカメラを構えている中、急いで撮影の準備に入る。
撮影に入ると風に乗ってガスが左から右へ流れて素晴らしい光景が広がり絶好の撮影チャンスとなった。日の出時刻になり構図を慌ただしく変えながら凍てつく冬山の朝を楽しむことが出来き今年最後の登山はくじゅうの神様から大きなご褒美をいただき感謝!!
今回は山頂で私のブログを見ていただいている登山者の方に声をかけていただいたり下山中に山友さんと偶然お会いして九重ヒュッテに一緒に宿泊することになり盛り上がった忘年会になった。