扇ヶ鼻朝駆け

 山の会で毎年恒例のミヤマキリシマ鑑賞登山を扇ヶ鼻で行なう。今年は参加者が少なく7名で実施する。

 金曜日に仕事から帰宅後、九重ヒュッテに向かう。今回はそれぞれ別行動にしたため、朝駆け組は22時までに集合し仮眠後、扇ヶ鼻に向かう。1時30分起床し牧ノ戸登山口へ2時過ぎに到着すると駐車場はほぼ満杯で後発組の駐車スペースを確保するため駐車場手前右側の路肩に前に1台分空けて駐車する。

 2時25分、佐藤・大西2名で登山開始。登山道は満月から下弦の月に入ったばかりでその月明かりでヘッドランプ無しで歩ける状態だ。沓掛山に着くと九重連山の稜線がハッキリ確認できる。今日はピーカンの様だ。ゆっくり歩いたため1時間10分で扇ヶ鼻分岐に到着。そのまま扇ヶ鼻東端へ向かう。到着しミヤマキリシマの開花状況を確認すると芳しくないため当初から考えていた撮影ポイントに移動する。移動しながら西斜面の開花状態を確認すると4~5分咲きと言ったところだ。目的地に移動後、ミヤマキリシマの開花を確認すると良い状態で待っていてくれた。この場所は、他の登山者が誰も居なく気兼ねなく撮影できそうだ。日の出まで1時間近くあるため冷えた体をコーヒーを飲んだりして暖め時間を過ごす。5時17分、日の出となった。空はピーカンの上に薄い膜に覆われて良い状態での撮影とならないが、それでも扇ヶ鼻のミヤマキリシマを楽しむ。

 後発組の来福さんから連絡があり予定どおり8時に登山開始となった。10時過ぎに扇ヶ鼻山頂で合流し、暫く雑談する。朝駆け組は、ピンクに染まっている星生山に向かうことして後発組と分かれる。星生山山頂に到着すると南斜面は7~8部咲きでピンクの絨毯となっている。ここで思う存分撮影し、落ち着いたところで登山者で賑わう山頂を後にする。下山すると駐車場および路肩の駐車できるスペースは延々と大曲下まで車で埋まっていた。

 九重ヒュッテに戻りゆっくり温泉に浸かり夕食までのんびりと時間を過ごす。夜の宴会は、他に2組のパーティがあり山の話で盛り上がり美味しい料理とお酒で楽しい一夜となった。

【今日のコース】 

 牧ノ戸登山口(2:25)~沓掛山~扇ヶ鼻分岐(3:35)~扇ヶ鼻(3:50-10:40 休憩・撮影タイム)~星生山(11:20-13:40)~扇ヶ鼻分岐沓掛山~牧ノ戸山口(14:50)  

 [所要時間]12時間25分

【フォトギャラリー】     ※写真の上をクリックすると拡大します。